竹富町に是正要求

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ニュースステーションを久しぶりに見ました。
やっぱり気分が悪くなった。また暫く見るのをやめよう。
文科省が竹富町に対して、竹富町が所属する採択地区協議会が選んだ中学校公民教科書(育鵬社)を使うように再三要求していた問題で、竹富町がそれに従わないため、教科書無償措置法に違反するということから、是正要求をしたという内容に対して、北海道大学准教授中島岳志氏は地方自治の時代に国が関与するということは問題だと発言していました。

また、VTRでは、わがままを言っている竹富町を批判することなく、同じ採択地区の石垣市の教育委員長が責められるような中身になっていました。

この教科書採択の件に関しては、私も金沢市教育委員会と相当やり合いました。
理由は、多くの学校が採択している「東京書籍」の教科書は、読めば読むほど日本が嫌いになる内容になっているからです。これでは立派な日本人が育たなくなります。
詳細な内容は長くなるので書きませんが、本当に酷いもんです。
本来国の教育とはその国のアイデンティティを教えこむことにあるはずです。例えば、アメリカはなによりも最初に聖書を教えます。イスラムではコーランです。キリストは処女のマリア様から生まれたことになっていますが、こんなこと有り得ますか。生物学上有り得ません。しかし、聖書を信じるように教えるのです。それは、事実かどうかが重要ではなく、アメリカ人としてのアイデンティティの確立が大事なんです。そのアイデンティティが聖書なんです。イスラムではコーランの中にあるのです。

ところが日本は、戦後長らく日教組という左翼勢力によって教育現場が支配され続け、反日教育が行われてきました。そのもっとも重要な教材が教科書です。だから、教科書の改善が重要なのです。日教組もその辺の重要性は十分理解していますので、教科書採択では組合員が選定に大きな影響力を持つようにしてきたのです。その影響で、左翼的教科書が多くの自治体で採択されてきました。私の住む金沢市でも、頑張ってみたのですが、当時の教育長が左翼だったことが大きく影響し、「東京書籍」が採択されてしまいました。
そんな中で、八重山地区(石垣市・与那国町・竹富町)では、保守系教科書の「育鵬社」の教科書を採択したにも関わらず、決定に納得のいかない竹富町が離脱し、独自の教科書を採択(東京書籍)したのでした。決まったことに従わない竹富町教育委員会は、子供に何を教えるのでしょうか。気に入らない事は受け入れる必要がなく、わがままを言った者勝ちだとでも言うのでしょうか。教育者の取る行動ではないですね。しかし、ニュースステーションでは、わがままを言って違憲状態の竹富町を擁護しているようでした。

教育は国家百年の大計と言いますが、どのような教科書で学ぶかということは、言わずも知れた重要な事です。私は日本人のアイデンティティは「教育勅語」の中にあるのではないかと考えています。
その「教育勅語」を大きな声で子供達が斉唱している日が来ることを信じて、今後も全力で頑張っていきます。

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