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昨年12月議会に続き、今議会でも有害図書に関する質問をしました。
あまり知られていませんが、学校図書には子供達が読むには有害とも思える本がいくつも存在しています。その代表的なものが「はだしのゲン」です。
「はだしのゲン」は、戦後を逞しく生きる少年を描いているように見えますが、実は5巻以降は左翼系出版社から出版され、内容がガラリと変わり、天皇陛下への批判と自虐史観を植えつける内容になっています。しかも、描写がエグい。
斬首するシーンや女性器に一升瓶を突っ込むシーンなどは、とても子供に見せられないものになっています。

この事から度々、本会議や委員会にて有害と思える図書の排除を訴えてきました。
今議会では、単に有害図書の排除を訴えたのでは、左翼勢力の抵抗を意識して、教育委員会は明確な答弁をしないと思えたので、内容やイデオロギーには一切触れずに、描写の有無で勝負しました。
「幼少期に衝撃的な映像に触れると、人格形成に悪い影響を及ぼすという事は、脳内心理学の分野で説明がついています。従って、未成年の携帯電話にフィルタリングが掛けられているように、学校図書にも同様にフィルタリングを掛けるべきではないですか。」と教育委員長に質問をしました。

教育長は、学校図書の選定には一定の基準を設けてあり、学校長を含めた学校現場で、児童の成長に必要と思える図書を選定している」と答弁をしました。
それでも有害図書が紛れ込んでいる現状で、「公序良俗に反するようなものは置いてはいけないのではないですか」と再質問をしましたが、追い詰める事は出来ませんでした。

しかし、議会終了後に教育長が私を訪ねてきて、「おっしゃっていることは十分に理解しています。この問題はもう少し議論をさせて頂けませんか。」と言われたので、前向きな議論を重ねて、少しでも前に進めるようにしていきましょうという事で一旦終了としました。

教育長は市長の信任が厚く、私も認める教育理念の持ち主の方です。それでも「はだしのゲン」に踏み込めないのは、それだけ日教組の影響が強いという事でしょう。
しかし、そこに踏み込まない限り、健全な心を持った日本人を育成する教育は出来ません。
安倍政権は、今国会で地方教育行政法を改正し、来年4月から施行する事を決めました。
この法案は、これまでの日教組の影響が強い教育委員会制度を壊す事が出来るものになっていて、首長の想いを反映させやすくしたものです。
故に今後は、市長とも連携しながら有害図書の排除に向けて粘り強く取り組んでいきます。

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