地方教育行政法改正

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4月4日、地方教育行政法の改正案が閣議決定された。
この改正案は大きな前進と評価しているのですが、その理由は戦後教育行政の根幹をなしてきた教育委員会にメスを入れるものとなったからです。

そもそも教育委員会とは日教組の影響を強く受けている組織で、その日教組は「日の丸」を国旗と思わず「君が代」を国歌と認めない、反日的要素を含んだ組織であると言われ、日教組は教育委員会を使い日本の教育を混乱させようと企んでいるのです。
そのキーポイントが「違い」を「区別・差別」とすり替えて、平等にすることが是であると教育現場で教えているのです。特に男女の違いを嫌い、「男らしさ・女らしさ」を否定します。そのため、男女混合で一つの教室で着替えさせたり、男の子を○○君と呼ばず、出欠確認の際は、混合名簿(男女を区別せずに五十音順での名簿)を使って全ての子供を○○さんと呼ぶように指導しています。最近はあまり見かけませんが、運動会のかけっこでも順位をつけてはいけないと指導し、ゴール直前、一旦並んでみんなで手をつなぎゴールという順位をつけないようにしていました。また、教員と生徒を区別してはいけないとし、教室から教壇が無くなっていることを御存じですか。教壇は生徒の机より高くなっているというのが理由だそうです。更に、女の子のランドセルが赤と決めつけるのは偏見だとし、女の子に黒のランドセルを勧めています。最近芦田愛ちゃんがドラマで黒のランドセルを担いでいるのは、これらの事が影響しているのでしょう。
このような本質を無視した平等主義は、男女の関係に微妙な影響を及ぼし、昨今の草食系男子・肉食系女子などという言葉を耳にすると、日本古来からの「男らしさ・女らしさ」が失われてきたなと実感します。

今回の改正案は、大津のいじめ問題による対応の遅れや責任の曖昧さなど各地で起きているいじめ問題の対応の悪さから踏み切った組織改革だそうですが、本来ならもっと早くやらなければいけなかったのですが、日教組の激しい抵抗によって改革が進まなかったようです。

今後は、地方教育行政に首長の意見が反映される事になりますが、その分首長の責任は重く、イデオロギーや教育理念といった大切な要素をどう考えているかということが首長を選ぶ上で重要になってくるでしょう。
それによって地方間での教育格差というものが生じないか、それをチェックする議員の資質も問われてくる事になります。

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