20年前、私の所に地元の自民党校下部会の会長が来られて、「金沢市議会議員に立候補しないか」と立候補を促しに来ました。
自民党青年部長を務めていましたから政治に興味がないわけではありませんでしたが、政治をやる舞台として金沢はまったく眼中になく、ふるさと志賀町でやってみたいと強く思っていましたので、何度も足を運んでくださいましたが、お断りをしました。

それから4年が経ち、再び統一地方選挙の時にまた会長はやってきました。
しかし、私の気持ちは変わらず、再度お断りをしました。
すると
会長「高岩君がふるさとのことを想う気持ちは立派や。
   それで志賀町から出れるがか?」
私 「出れません。」
会長「金沢市は県都やから、能登の活性化のためには金沢と連携することもある
   んじゃないがか。
   金沢で議員になるということは能登と金沢の橋渡しが出来るということじ
   ゃないか。」
私 「なるほど。そういうこともあるのかもしれませんね。
   そういうことであれば立候補します。」

能登出身者が金沢市で市議会議員に立候補をすることはハードルが高く、金沢の人はなかなか理解をしてくれませんでした。
「能登の者がなんで金沢で出るんや。」
「地元で汗をかいとらんやろ。」
などと否定的な意見を言われることが多かったのですが
そんな時に、金沢市在住能登出身者からは
「能登の者はがんばらんならん。絶対勝てよ。応援するからな。」と
励ましの言葉を多くかけていただき、街を良くしたいと立候補しただけなのに
なんで知らない人に侮辱を受けんならんげろと砕けそうな心の支えになりました。
そんな辛い選挙戦から連続4度の当選。
支えてくださった全ての方に感謝しかありません。

そうして金沢市議会議員となりましたが、今日まで能登の橋渡しをできているとはお世辞にも言えません。
その理由は、行政は縦割りといいますが、基礎自治体も縦割りで他自治体との連携に慎重だからです。
長くなりましたので、続きはこの次に書きます。

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