» 2023 » 5月の記事

車を運転するには自動車免許が必要ですが,お金を使うのに免許はいりません。
当たり前のようですが、どちらも使い方を間違えると取り返しがつかない事態を
招く恐れがあるということからお金の取り扱いについても車と同様慎重であるべきだと考えています。
独り立ちした後、金融トラブルに巻き込まれない為にお金の使い方・稼ぎ方・借り方などお金との関わり方について子供達に教えて欲しいとの声から、只今高校生・大学生向けの金融セミナー資料を作成しています。

一般的に「眠れない」というとネガティブにとらえられますが
私の場合は、そうでもないんです。
議員時代、やらなければいけないことや、やりたいことがたくさんあって
更に陳情なども重なり、もたもたしていると仕事がどんどん溜まってしまい
結局なにもできないなんてことにならないために、頭の中は常にフル回転でした。そのため、布団に入ったあとも頭が動いているのでしょう。なかなか寝付けない日が多かったんです。

挨拶まわりを続けていますと落選した私に労りの言葉とともに期待の声を頂戴します。
その声を聞くうちに、バッジはついていないがやれることはある。
選挙の時に志賀町民に訴えてきた施策を少しでも実現しなければという想いが強くなり、今の私の頭はフル回転です。
そのため、現役時代同様、眠れなくなりました(笑)

来年2月2日金沢で先行上映され2月8日から全国放映される「レディ加賀」の試写会に呼んでいただきました。
なぜ呼んでいただいたかといいますと、この映画のプロデューサーが石川県出身の村田徹さんで、私が金沢市議会議員をしていた頃に知り合い
金沢を日本にハリウッドにしよう。そしてKANAZAWA国際映画祭を開催したいと夢を語り合った仲で、私の役割として市議会で金沢市はもっと映画産業に力を入れるべきだとなんども主張してきました。

映画の撮影場所は加賀市と金沢市で、それぞれの街の特徴を活かした映像が盛り沢山で、来年の北陸新幹線敦賀開業も重なり、映画の力で街が元気になることを期待しています。
今後は、この活動を能登とも連携し、能登を日本のハリウッドにを目標にがんばっていきます。


30年来の友人、宮森宏和さん。
出会った時は、私はギフトショップの店長で彼は旅行会社の営業マン。
その後、彼はゴーゴーカレーを起業し、私は政治の世界へ。
出会った時と立場は違うけど、今も交流が続いている。
彼についてずっと不思議だったことが2点ある。
1点目は一度もカレーの話を聞いたことがなく、周りを元気する提案ばかり。
2点目は何事もゴーゴーにこだわっていること。服もゴーゴー(笑)
この2点の疑問が彼の自叙伝を読んで分かった。
そこには、本気の行動だった。
何が本気の行動かはネタバレすると申し訳ないので彼の本を読んで欲しいと思います。
私は政治とは人々が豊かに暮らすための仕組みであり、その仕組みを作るのが政治家だと言ってきました。
しかし、大切なことは誰のための仕組みだということです。
その仕組みに住民を無理に当てはめてはいけない。わかっていたつもりだけど。
宮森さんの本から「個は衆を作る。個を知らねば衆まとまらず」そう学びました。

6月2日から下記の映画が上映されます。
瀬木監督も素晴らしい方で、今から上映が待ち遠しです。

日本証券業協会の調べによると個人株主数(延べ人数)が7年連続して増加し、2020年度をベースで前年度より309万人増加し5,981万人となった。
株主数が増えた要因はiDecoやNISAの加入者が増えたからだと思われる。

ここで警告したいと思う。
無料金融セミナーを開催し、素人を呼び寄せ、ごみ投資信託を売りつける。
不動産は安心だからといってワンルームマンション投資を勧める。
日本は金融不安だからドルで資産を持った方がよいとして、ドル建て生命保険を勧める。(これは詐欺ではありませんが割に合わないと個人的見解です)
ユダヤ人大富豪の教えでは、「知らないものには手を出してはいけない」という格言があります。
その通りです。
みなさんが被害者にならないように一緒に勉強しませんか。
何も売りつけません(笑)
興味のある方はご連絡ください。

本日の挨拶まわりでは数人の方から、「毎朝立ってて頑張ったんにね。」と声をかけていただく。
まだ1ヶ月余り前の出来事なのに遠い日のように感じる。
約100日の思い出とかけがえのない出会いがこの場所にあった。

羽咋高校に通うためにやってくる女子高生。
いつもバス到着のギリギリにやってくる(笑)
もう5分早く家を出ればいいのにと思ってしまうがそれが若いということだろう。
その子から遅れること10分後には志賀小学校に通う女の子がやってくる。
後で分かったことで二人は姉妹だった。
落選初日の朝、支援してくださった方々にお詫びするために立ち始めるといつものようにこの子たちがやってきた。
先に来たお姉さんに「おじちゃん落選してしまった。」と言うと「頑張ってください」とやさしく声をかけてくれ、後から来た妹さんは小さな声で「私のお父さんとお母さんは高岩さんに入れたと言うてました。」と。
溢れそうになる涙を堪えて「ありがとう。元気で行ってらっしゃい」というのがやっとだった。

そして、毎朝お母さんが運転する車から「高岩さん頑張って」と手を振ってくれた高浜保育園に通うつむぎちゃん。
なぜ名前が分かったかというと、私の集会にお母さんと会いに来てくれたから。
お母さんの手に引かれ、照れくさそうに挨拶してくれた。
うれしくてうれしくて抱きしめたくなった。

雨風が強い日も大雪の日も毎朝立ち続けたこの場所は、私にとって当選するための戦場であり、そこで出会ったこの子たちは「戦場の天使」だった。
この子たちの姿を見て、志賀町がこの子たちにとって誇りが持てる町にしたいと心に強く刻んだ。
またいつか会える日がくることを願いたい。
他にも、車中から手を振ってくださる方々や差し入れをしてくださった方など
志賀町の心豊かな素敵な人たちとの出会いが、落選はしたものの選挙をやって良かったと思えるようになっている。

落選で職や立場・収入・信頼といったこれまでの多くを失いましたが
落選で得たかけがえのないものを知りました。
それは、変わらぬ友情と新たな友情です。
これが今の私の宝物であり支えとなっています。

まけてしる 
  ひとのなさけと 
    おもいやり

56歳の誕生日を迎えました。
SNSなどで多くの方からお祝いメッセージを頂き、ありがたい気持ちです。
その一方で56歳無職というのは、なんとも不安な気持ち。
収入がないのに支出が発生する。
食費やガソリン代のように日常的な支出以外に
今の時期だと固定資産税や自動車税がある。
香典などの冠婚葬祭費もなかなかの出費。
子供の学費や仕送りはたいへん。

挨拶まわりをしていると「今後どうするんですか?」と聞かれることが多いけど
今のところはまだ何も決まっていない。
落選から1ヶ月が経って、そろそろ今後の方向性を見つけたいところだが
やってみたいことやチャレンジしたい事があるけど、どう具体化していいのかが分からない。
アップデートしなければ埋もれてしまう。

プラトンやソクラテスは、政治家は神と繋がり、まつりごとを行いながら、人々の問題を治めていく人である。それゆえに 真善美が瞬時に分かる人でなければいけないと。
こういう人を哲人と呼び、哲人による政治体制を哲人政治と呼びましたということは以前書きました。
今回はプラトンがより望ましい政治体制とは何で、より悪い政治体制とは何なのかと政治体制を5つに分類した話を書きます。

1番 哲人統治
2番 名誉支配制
3番 寡頭制
4番 民主制
5番 独裁制

民主主義がワースト2です。
意外ですか?
なぜプラトンは民主主義を下から2番目に位置付けたのか。
それは「多数者の専制」です。
これについては次回とします。
コメントお願いします。

たゆまざる あゆみおそろし かたつむり

小学校卒業記念として浮田保校長先生が卒業生全員(27人)に色紙を2枚くれました。
1枚は上記の言葉でもう一枚は全員違っていて私には「真」と一言書かれたものでした。
真善美につながる「真」なのでしょうか。

落選した今、カタツムリの詩が身に沁みます。
先行き不安で何をしたらいいのかわからない。
それでも前にすすめと言ってくれているようです。

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