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75回目の夏

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今年も石川護国神社で行なわれた戦没者慰霊祭に参加してきました。

毎年、12時の時報とともに英霊に哀悼の誠を捧げるために黙祷を捧げます。

この時、境内はセミの鳴き声に包まれます。

75年前の日本も今日と同じようにセミが元気に鳴いていたのかと思うと今を生きていることに全ての先人に感謝の気持ちがこみ上げてきます。

同時に、大きな犠牲を払って手にした平和を壊してはいけないと強く思う。

現代において武力による戦争というものは、小国相手ならまだしも、大国相手には起こりにくいと考えている。

その理由は、大きな犠牲が伴うから。それは、自国民の命でありお金である。

しかし、戦争は起きないのかといえば起きる。いや、すでに起きていると言っていいと思う。

争いはなにも殴り合いだけとは限らない。

いたずら電話やいたずらメールのような誹謗中傷も相手にダメージを与えることができる。

仕事をじゃまして金銭的に追い込むことも有効な手段になる。

米国と英国はファーウェイの使用を禁止した。

それは、すでに情報戦争が始まっていることを意味している。

また、情報以外にも「食」についても気をつけなければいけない。


食は安全保障である。だから、各国は食料自給率をあげようと努力をしているなかで、 我が国では、官民連携を推進するために、種子法廃止や漁業法改正、卸市場法改正など、食の原点である農林漁業に日本企業ならまだしも、外国企業にも窓口を開いている。

命に関わるものは外国企業どころか民間企業にも窓口を開くべきでないと思う。

パリの水道事業民営化がわかりやすい例だ。

日本では2018年4月に種子法が廃止された。しかし、これでは地方の食が守れないとして、新潟県を最初に地方議会で種子法の条例が成立して、地方の種子が守られたことが良い例だと思う。

先人が築いた日本を、外国から壊されないようにするには、これからは地方がしっかりとしなければいけないと強く思う。

地方が豊かなことは日本を強くする。今の豊かさをこれからも守り抜きますと、石川護国神社にて英霊に誓いました。

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