» 2020 » 4月の記事

コロナ感染症対策の最前線で活動をしておられる医療従事者の方々をはじめ、その方々を支えていらっしゃるご家族の方や、保険所などの行政職員の方々、更には自宅待機をしたくても出来ない社会の基盤に関わるお仕事に従事なさっていらっしゃる方々全てに、心からの敬意と感謝を申し上げます。

コロナウイルス感染の終息が見えないことで国民の生活は困窮を極め、ご商売をなさられていらっしゃる経営者の方は、いつ再開できるか不安な日々を送っておられる中で、私を含めて公務員は生活費の削減がないことから、給与の削減や特定定額給付金10万円を辞退するべきというご意見があります。

このことについて私見を書きます。

国民が大変な時に、公務員は生活費に不安がないから給与を減額しろという意見には賛同出来ません。

その理由は、公務員も医療従事者並に最前線で戦っているからです。

公務員の現状ですが、保健所が大変なことは市民の皆さんも想像がつくと思いますが、保健所以外でも給付金関係の相談窓口を担当している部署や学校の休校に伴う生徒児童への対応をしている教育委員会。それに福祉施設を管理している福祉局や市民の申請を受け付ける市民課など、事が事だけに業務の影響は市役所全体に及んでいて、多くの職員は休みを返上してフル活動で働いています。

この連休中も市役所の電気は朝早くから夜夜遅くまで消えることはありません。

それが仕事やろと言われる方がいるかもしれません。

しかし、それはあまりにも酷というものです。

公務員も、納税者で日本国民の一人なんです。一般の方と権利は同じはずです。

ですから、給与が減らないからと言われる方は、一度金沢市役所を訪ねてください。そして、彼らの仕事ぶりを見たうえで、意見を言って頂きたいと思います。

ただ、議員や市長・特別職はこの考えに当てはまらないと私は思っています。

なぜなら、政治家はコロナウイルスの一刻も早い終息とコロナによる市民生活を一日でも早く日常に戻すためのあるゆる施策を立案推進する義務があるからです。

そのためには、市民の痛みを感じ、悲痛な叫びを我が事と捉える必要があり、その方法として歳費のカットという身を削る行為は必要だと私は考えています。

現在、金沢市議会では、歳費の2割カット。もしくは政務活動費の3割カット。視察費のカットなどが検討されています。

連休明けには結論が出るだろうと思いますが、いずれにしても、総額1500万円~2000万円の返納となります。

これが市民の痛みを実感するものなのかといえば、ご意見があるところだと思いますが、単なるパフォーマンスにならないように、状況次第では第二弾第三弾と続ける必要があると思っています。

政治家の口約束ほど当てにならないと痛感する出来事を再び経験しました。

このような出来事に直面すると残念な気持ちになります。

仲間を欺き騙し、全てを否定しお世話になったと感謝の言葉もない。

人を騙してはいけません。卑怯なことはしてはいけません。感謝の気持ちを持ちなさい。人としての普遍的な考え方です。

それが信頼している者達の仕業だとしたら、自分の人を見る目の無さに呆れるばかりです。

自分の愚かさを痛感しているところに、龍馬プロジェクト10周年を記念した本が送られてきました。

とは言っても、この本に私も寄稿しましたから100冊買ったものが届いただけです(笑)

この本には、龍馬プロジェクト神谷宗弊会長が選抜した30名のメンバーが寄稿しています。

孤軍奮闘しながら、ふるさとを良くしたい。日本を良くしたい。世界の平和に寄与したいと前に進むことを諦めない姿が書かれています。

文中で一番よく出てくる言葉が「日本」です。

それだけ日本を良くしたいという想いが込められた一冊です。

龍馬プロジェクトを通して、私には家族や友人・支援者に誇れる友がこんなにもいるんだと再認識しました。

政治は一寸先は闇と言いますが

「一灯を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うことなかれ。一灯を頼め」

私の一灯はこの本の中にありました。これからも良き友と活動していきます。

このご縁を繋げてくださった神谷宗弊氏に心から感謝しています。

濃厚接触者の生活

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新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、政府は緊急事態宣言を今晩にも発動するようです。

政府としては苦渋の選択だと思いますが、まずは医療従事者や保険所の方々をはじめ、コロナ対応に尽力されている全ての方々に敬意と感謝を表します。

私が所属しています金沢市議会でも前議長の感染が確認されたことから庁舎全域で消毒作業が行われ、前議長と同じ会派の議員は、濃厚接触者ということで4月17日までの自宅待機が求められました。

私も前議長と同会派なのですが、前議長の席から離れているという理由で、濃厚接触者に認定されませんでした。

それでも、同じ部屋にいましたので、自主的に自宅待機をして毎朝の検温を行っているところです。

この経験から言いますと身近にコロナ感染者が出ると本当に大変だということです。

金沢市は症状が出ない限りPCR検査をしない方針なので、自分が感染しているのか分からず、2週間不安な気持ちで過ごさなければなりません。

一番心配なのは、家族に感染させないかということです。

それゆえに、はっきりとするまでは感染していることを前提に過ごしています。

私の場合、居住空間は寝室と事務所の2部屋のみで、なるべく家族と接触しない。

食事は一緒にしない。

食べ終わった食器は消毒する。

トイレも自分専用で、使用後毒。

入浴は3日に一回程度。使用後消毒。

部屋から出る時は、マスクとゴム手袋をして、触ったところを消毒する。

私は濃厚接触者ではありませんから、この生活を2週間続けなければいけないということはないのですが、濃厚接触者となれば、2週間続けなければいけないわけで、本当にストレスが貯まります。

感染者が一番大変ですが、濃厚接触者もまた大変だということです。

故に、自分が感染者にならないように十分に気をつけて欲しいというのが今回の投稿です。

 

 

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