グレタ・トゥーンベリさん(16歳)の国連での演説を聞いたでしょうか。
「全てが間違えています」から始まった演説は、彼女の心からの訴えをストレートに表現したものでした。
その言葉は時には激しく時には涙を浮かべながら聴衆に語りかけました。
私はこの演説を聞いて地球温暖化防止について政治家として真剣に向き合ってこなかったことに反省をし、これからできることをやろうと思わせるものでした。
一方で、グレタさんの力のこもった演説の節目節目に拍手が起こるのですが、「フォー」と歓声をあげる者達がいるのが気になりました。
彼女はアーティストではありません。歓声は場違いです。
これまで国連で地球温暖化対策を議論してきた方々なら、彼女の話しを聞いて無力感がこみ上げてしかるべきではないでしょうか。当事者意識の欠如と軽さに残念です。
茹で蛙の話しがありますが、グレタさんはあなた方大人は茹で蛙ですよ。現状の問題を先送りにして自分達の幸せだけを求めている。その結果、私達子供が大人になった時の地球は非常に暮らしにくい世界になっています。いいかげんにしてください!と言っているように聞こえました。
非常に考えさせられる内容に、心が揺さぶられました。