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万歳

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本日、即位礼正殿の義が執り行われました。
民法で生放送がされていたので、私も起立してテレビの前で儀式のご様子を拝見しました。
天皇陛下が国内外に即位を宣言されるお言葉を述べられた後、安倍総理大臣がお慶びの言葉を述べ、その後万歳三唱が行われました。
本当の万歳が出来たと思うと全身に鳥肌が経ちました。

以前、友人から「高岩さん、選挙の時など議員の人はよく万歳!万歳!と叫ぶでしょ。あれ、本当は失礼なことなんですよ。」と言われたことがあります。
どういうことですか?とお聞きしますと、「万歳は天皇陛下に対してのみ使う言葉なんです。」と教えられました。
万歳の語源は、中国皇帝の長寿を願った「千秋万歳」からきたと言われ、意味は、千年万年つまり永遠にという意味だそうです。
それが、日本で天皇陛下の長寿を祝う言葉として「万歳」が定着したらしいのです。
ですから、天皇陛下以外に使う言葉ではないということになります。

万歳の意味を教えて頂いても、慣例的にやらないわけにいかないので、今春の私の選挙の時には「万歳」やってしまいました。
但し、「万歳は天皇陛下の長寿を祝う言葉なので、本来なら不適切になるのですが、恐れ多くも万歳をやらせていただきます。」と前置きをして行いました。
それが、本日、即位礼正殿の義でテレビではありますが、天皇陛下を拝見しながら「万歳」が出来たことに感無量な思いで鳥肌がたったということです。

天皇陛下と皇室の弥栄を心からお祈り致します。

How dare you!

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グレタ・トゥーンベリさん(16歳)の国連での演説を聞いたでしょうか。
「全てが間違えています」から始まった演説は、彼女の心からの訴えをストレートに表現したものでした。
その言葉は時には激しく時には涙を浮かべながら聴衆に語りかけました。
私はこの演説を聞いて地球温暖化防止について政治家として真剣に向き合ってこなかったことに反省をし、これからできることをやろうと思わせるものでした。

一方で、グレタさんの力のこもった演説の節目節目に拍手が起こるのですが、「フォー」と歓声をあげる者達がいるのが気になりました。
彼女はアーティストではありません。歓声は場違いです。
これまで国連で地球温暖化対策を議論してきた方々なら、彼女の話しを聞いて無力感がこみ上げてしかるべきではないでしょうか。当事者意識の欠如と軽さに残念です。

茹で蛙の話しがありますが、グレタさんはあなた方大人は茹で蛙ですよ。現状の問題を先送りにして自分達の幸せだけを求めている。その結果、私達子供が大人になった時の地球は非常に暮らしにくい世界になっています。いいかげんにしてください!と言っているように聞こえました。
非常に考えさせられる内容に、心が揺さぶられました。

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