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我が国の縦糸と横糸

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大東亜戦争の戦闘終結から74年が経ちました。
今年も石川護国神社にて開催された「第56回石川県戦没者追悼平和祈願祭」に参列してまいりました。
12時の時報とともに1分余りの黙祷を捧げるのですが、毎年心の中でこうつぶやきます。

「祖国日本の安寧と繁栄のために命を賭して戦ってくださった英霊の皆様が、今日の日本をどのように思っているのか知る由はありませんが、今日まで戦火に見舞われることなく平和に暮らしてこれましたことは皆様のおかげです。ありがとうございます。安らかにお眠りください。」

戦後、我が国は比較的政治が安定し、経済力が付いたことから、戦争に巻き込まれることはありませんでしたが、世界では数え切れないほどの戦争や内戦が起きてきました。
朝鮮戦争・ベトナム戦争・湾岸戦争・カンボジア内戦・ティモール内戦・レバノン内戦・アフガニスタン内戦・エチオピア内戦・ナイジェリア内戦・ソマリア内戦など、最近ではアラブの春やシリアやクリミアの争いなど戦火に絶えないのが現状です。

戦争というのはいわゆる武力衝突のことを指すのですが、武力衝突は最終系です。
武力衝突に至るまでには様々なことが仕掛けられています。
その流れを私はこう考えています。

ステップ① 情報収集の為にスパイを送りこむ。
ステップ② 協力者をつくる。
ステップ③ 協力者を使い、分裂を仕掛ける。
ステップ④ 国力の弱体が表面化する。
ステップ⑤ 戦闘開始。
ステップ⑥ 占領完了。
ステップ⑦ 全ての自由と権利を奪う。

※ここから先のステップについては、江崎道朗先生から講義を受けた「属国の学問」をいずれアップしようと思います。只今編集中。

我が国はどのステップでしょうか。
私は、ステップ③ではないかと思っています。
人によってはステップ④という人がいるかもしれませんが、沖縄の現状を見ていると沖縄においてはステップ④と言っていいかもしれませんね。
基地問題を利用して県民の心を分断させました。これにより混乱が今も続き、沖縄の魅力を低下させたといっていいのではないでしょうか。
今はまだ、リゾート地としての魅力があるので大丈夫なのですが、沖縄に対する国民の関心が薄れた時に、ステップ⑤が発動されます。
それは、中国軍の侵攻です。間違いありません。そのために、毎週のように尖閣に公船を送り込んでいるのですから。
先週、石垣島の海上保安庁と与那国島の駐屯地を視察してきましたが、ここで書く事ができないくらいに緊迫をしていました。

戦争を避けるには高度な外交努力が必要になりますが、何よりも大切なのは国民の心です。その心とは、愛国心であり、郷土愛であり、家族愛です。
これさえあれば、分断はおきません。
それが強い国家国民というものです。
強い国家には国民の絆が存在します。
絆は縦糸と横糸がしっかりと絡み合うことで強くなります。
皇紀2679年。万世一系でここまで続いている国は他にありません。
我が国の歴史は天皇の歴史です。これが我が国の縦糸です。
家族を愛し、地域を盛り上げ、国を想う心、それが横糸です。
皇族を敬い家族を愛しましょう。
そのことが、世界の平和に貢献できる、真に豊かな日本の創造に繋がるものと私は信じています。

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